品質評価ガイドライン-2022年07月08日
googleの品質評価ガイドラインは、最初に、そして時々は目を通して、頭に入れておくべき内容です。
特に、法律、医療、健康、金銭などに関するE-A-T(専門性、権威性、信頼性)が重視される分野のウェブサイト管理者は、品質評価ガイドラインを元に、高品質とユーザーにも検索エンジンにも評価されるようなコンテンツを提供することこそが重要です。
筆者は、ITが専門外の人であっても文系出身の人であっても、ITやインターネット、できればプログラムの知識などは、これからは必須であると考えています。
ところで、近年でも毎年数回のコアアルゴリズムアップデートがあるように、常に修正をしていても、googleの検索結果も、完全なものとはいえません。
今でも、なぜこんなサイトが検索上位にいるんだと思う事例もあったり、ある程度裏技的なSEOの手法が通用しているように見えたりします。
しかし、検索エンジンの方向性として、上記、そして下記の資料は、間違いなくこの方向に向かって改良を重ねていくはずです。
品質評価ガイドラインについて、googleの検索エンジンブログでは、下記のように説明されています。
How insights from people around the world make Google Search better
https://blog.google/products/search/overview-our-rater-guidelines-search/
グーグルでは、検索は解決された問題ではないと言いたいです。私たちは絶えず改善を行っています(昨年だけで4,800以上)。これらの変更は、大規模なリリースや小規模な調整である可能性がありますが、これらはすべて、検索がより適切に機能し、必要なときに関連性のある高品質の情報を確実に見つけられるように設計されています。
検索の改善がうまく機能するかどうかを判断する重要な方法の1つは、検索品質評価者の助けを借りることです。世界中で10,000人を超えるこのグループは、検索結果の品質を評価するために使用される検索品質評価者ガイドラインの共通セットに基づいて作業しています。これらは公開されています。
品質評価者のガイドラインは170ページを超えており、現在のところ英文でしか公開されていません。
品質評価ガイドラインでは、高品質の情報とは、トピックに関する専門知識、信頼性、信頼性、または略してEATを示すコンテンツであると定義しています。
たとえば、医師からのコンテンツがあり、医療機関によって作成された医療サイトには、多くの人が専門知識、信頼性、信頼性と見なす高いレベル品質があります。
品質評価ガイドラインでは、憎悪を広めたり、ユーザーを欺こうとしたりするコンテンツなど、ウェブ上の低品質のコンテンツも定義しています。
品質評価ガイドラインは、googke検索に加えた変更を、実際の人々によって厳密にテスト、評価され、検索の品質を改良するために役立てられます。
特に、現在のgoogle検索と、改良したテスト中のgoogle検索との双方の検索結果を評価し、改善に役立てる手法が行われると、上記ブログには記載されています。
品質評価者による評価が、直接に検索結果に影響を与えるわけではありません。
General Guidelines(PDF)