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中古ドメインのSEO効果を生かす使い方と注意点-ariadnet

中古ドメインのSEO効果を生かす使い方と注意点-2021年03月16日

サイトの構造と、カテゴリー分けなどの構想

調べた旧サイトのフォルダ構成をもとに、新規に運営するサイトのフォルダ構成を再現します。
カテゴリーごとにフォルダを分け、階層を作るなど、旧サイトに合わせた構造をできる限り再現したものとします。

新規サイトで運営する内容は、旧サイトと共通するテーマがよいですが、関連するその周辺分野のテーマに広げることは問題ありません。
旧サイトになかったフォルダを設け、あるいは旧サイトのサイト構造がすべて判明しない場合などにも、共通する部分にプラスして、適宜、新規サイトに発展させるためのフォルダ構成を考え、構築しましょう。

旧サイトへの被リンク

旧サイトへの被リンクは、トップページに集中している場合があります。
一方で、主要ないくつかのページに分散している場合もあります。

いずれにしても、被リンクを受けているページは、可能な限り、新規サイトにおいても再現します。
ここで重要なことは、元のページと同じようなテーマでページを作成し、しかもサイト全体の中で新規サイトのコンテンツとして自然に位置付けられるような内容とするのが理想です。

旧サイトの著作権侵害はご法度

なお、旧サイトのコンテンツがキャッシュなどでわかっていたとしても、それをそのままアップロードしてはいけません。著作権の問題があります。
新規サイトの運営内容に合わせ、独自のコンテンツとして書き下ろします。

旧ページの再現が難しい場合

どうしてもページの再現が難しい場合、たとえば旧サイトの執筆者の個性あふれる独自記事だった場合には、その内容を模倣しては問題となりそうなケースがあります。

あるいは、被リンクのアンカーテキストからどのようなテーマのページであったかは想像できても、キャッシュ等が残っていないために、再現できない場合もあります。

そうした場合には、やむをえず、関連テーマのまとめ、リンク集などのコンテンツを記載するなどの対応でもよいでしょう。

301リダイレクトについて

元のページがデータベースから読みだされた長いURLのページであったり、PDFである場合もあります。
再現が難しければ、新規ページに作成し、そのページに301リダイレクトすることもやむをえません。
ただし、むやみな301リダイレクトを多用しすぎるのも避けましょう。

サイトの構成ができたら、元のURLのページに記事を入れ込む

元のページのテーマや内容がどのようなものであるかは、Webのアーカイブや、検索エンジンのキャッシュ、それらがなければリンク元の記載などから判断します。
元のページのURL、困難であれば301リダイレクトするページに、元のページのテーマや内容に沿った記事を書いて、公開していきます。

注意点としては、元の記事そのままでは、著作権を侵害することになりますので、あくまでもオリジナルの記事を書き起こします。

オリジナルの記事作成が難しい場合

オリジナルの記事作成が難しい場合や、詳細は判明しない場合もあります。
一例としては、元のページのテーマにあった、公的機関への参照リンク、Wikipediaの引用などを含む、まとめサイト的なページとするなどの方法があります。

元のページでは、特定の著者が個人的な内容の執筆や、ブログなどを掲載していた場合があります。
このように、元のサイトの著者による個人的色彩が強いページだったときには、ページの再現は困難です。また、ヘタに内容を再現したり、元のページの内容を紹介したりすると、元のサイトの著者に対し失礼であったり、問題になりかねません。

筆者が体験した例では、元のページの著者は別サイトでのブログに移転していることが判明したので、特にその方から連絡がきたわけではないものの、そのブログへのリンクを付した紹介を行い、そのコンテンツは現在のサイトとは関係ない旨の注意書きをして対処した例があります。

新規記事の追加、更新、新サイトの運営

元のサイトの構成ができる限り再現できたら、それで終わりではありません。
元のサイトのテーマに沿いながら、新サイトのテーマ色も少しずつ出しつつ、新しい記事を追加して、サイトの更新を継続していくことが大切です。

旧サイトの内容と、新サイトの内容とが少し異なるものを構想している場合には、旧サイトに沿った記事も入れつつ、旧記事のリライトなども行いながら、新しいコンテンツを少しつずつ生かしていくなど、自然なサイト運営を心がけましょう。

サイトの更新に合わせて、SNSなどで告知をしたり、新しい被リンクなども得られるように運営していくことを目指すのが望ましいでしょう。

旧サイトのドメイン名を表記することについて

旧サイトのドメインが、ごく一般的な言葉であるドメインの場合には、新しいサイトのタイトル等に使用しても問題にはなりません。ドメインが造語であっても、特定の団体や機関などの固有名称でなければ、通常は問題になりません。

旧サイトのドメインが、商標登録されている場合などには注意を要します。また、商標登録されていなかったとしても、ドメインが特定の団体や機関の固有名称や、その略称である場合には、ドメイン自体の使用はいいとしても、サイトのタイトルなどに使用することは控えます。

特に、ドメイン紛争になりかねない著名ドメインの場合には、そのようなドメインはあらかじめ避けた方が賢明ではありますが、少なくとも旧運営者などの特定の団体や機関、、ウェブサイトとは関係がない旨の注意書きを明示して、閲覧者が誤認混同しないようにすることが必要です。

旧サイト、旧運営者との関係について

同じドメインで運営されていた旧サイトとの関係、旧運営者との関係については、きちんと説明をしておく方が、旧運営者や閲覧者に対しても親切であり、望ましいといえます。

旧サイトや旧運営者とは関係がないこと、新サイトの方針や運営者についての説明もしておき、メール送信などの連絡手段を明示しておくことも望ましいといえます。
新サイトの運営にあたり、旧サイトや旧運営者となんらかの関わりがあった場合には、そのことを記載しておくことも有益です。
たとえば筆者の事例では、旧サイトである団体の賛助会員であり、旧運営者の代表と知り合いであることを説明したページを設けました。

旧サイトが別のドメインで継続して運営されている場合があります。
この場合には、そのサイトの紹介やリンクを設置することも、旧運営者や閲覧者にとっては便宜となります。

このような対処をすることは、対検索エンジンにとっても不利ではありません。
事業譲渡などでサイトの運営者が変わることも普通に行われることであり、その際にサイトの運営方針や内容が少し変わることもごく当たり前のことだからです。

旧サイト運営者、旧サイトへのリンクを設置したサイト運営者への対応について

旧サイト運営者に対し、何らかの対応が必要になることは、上記のような対応をしていればまずありませんし、筆者は経験したことがありません。
ただし、旧サイト運営者が新サイトを閲覧しにくる場合はあるでしょう。
筆者も、アクセス記録からそのことを把握した経験があります。

旧サイト運営者が閲覧し、新サイトの内容を確認しても、特に問題ないと判断してもらえれば、特に何もありません。

旧サイトへのリンクを設置したサイトの運営者が、自サイトに設置したリンクをたどって閲覧しにくることもあるでしょう。
運営者が変わっている、サイトの内容が変わっていることに気づき、リンクを外されることもあると思います。
このこと自体はやむをえません。
旧サイトと同じテーマで新サイトが運営され、サイトが更新され有益である場合、運営者が変わり、サイトの内容が変わっていても、リンクはそのまま設置しておいてくれることもあるかもしれません。

まとめ

ここで説明している中古ドメインの使い方は、旧運営者も納得し、あるいは最低限黙認し、閲覧者や旧サイトにリンクを設置したサイト運営者も有益だと思ってくれるような、新サイトの運営を目指すことであるといえます。

この通りに作業を進め、新サイトの運営が軌道にのってくるならば、旧サイト運営者が見ても、検索エンジン担当者が目視で見ても、何ら問題のない有益なサイトとして認められる日も近いでしょう。
最終的には、中古ドメインであったかどうかが関係ないくらいの域にまで達すれば、理想的であるといえます。


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