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独立を考えたらウェブサイトはいつ制作するべき?-ariadnet

独立を考えたらウェブサイトはいつ制作するべき?

具体的な独立開業計画があるかどうかはともかくとして、資格を元に独立するかも、と思うようになったら、開業時までにはウェブサイトを制作して用意しておきたいものです。
それでは、いつ頃までに制作しておくべきでしょうか?

その答えは、できる限り早く、ということになります。

そもそも、さまざまなツールやテンプレートなどが用意され、サーバーやドメインの費用も一昔前とは比較にならないほど安くなった今日、独立するかどうかにかかわらず、ウェブサイトを制作し、公開しておいて損はありません。


1日も早くウェブサイトを開設しておくべき理由

試験で培った知識が新鮮で豊富

資格試験の終了直後は、試験勉強からも解放され、その分の空いた時間ができます。
また、ずっと勉強し続けていたわけですから、試験科目に関する知識については、たくさん文章が書けるはずです。
したがって、資格をとったらサイト制作をするんだ、と楽しみに考えながら勉強するのもよいでしょう。
試験勉強中から、ブログなどを開設してもいいと思いますが、あまりそちらに集中しすぎて、勉強が疎かになってしまっては本末転倒です。

検索エンジンにインデックスしてもらえる

まだ、開業していない期間中は、仕事を獲得するための内容や、開業した事務所であるかのように誤認させる恐れのあるコンテンツは掲載できません。
また、資格試験に合格できたとしても、各士業の登録が正式に完了するまでは、「〇〇士」とは名乗れません。

開業後には業務内容の説明に簡単に変更できるような内容を掲載することは可能

ただし、筆者も弁理士合格直後にしたように、試験科目であった法律別にカテゴリーを設けて、制度を説明するページを作るなど、開業後には業務内容の説明に簡単に変更できる内容を掲載することが可能です。
特に、司法書士のように試験の内容が、きわめて密接に実務に即している士業の場合には、開業前でも、実務に関連するコンテンツを掲載することができます。

これらのページは、検索エンジンにも登録されますが、検索からアクセスが来るようになるまでには、それなりの時間がかかります。
したがって早めにウェブサイトを制作することには、意味があります。

人脈を広げるためにも独自URLのサイトが必要

独立前であっても、意識して、あるいは漠然とでも人脈を広げるため、士業の同業種、あるいは異業種の交流会や、SNSなどネットでの交流は有益です。

資格の取得前から、その士業の事務所に勤務している場合だけではなく、全く異業種の会社員であるとか、アルバイトなどの非正規・非常勤の仕事で勉強に集中していたような場合でも、まずはサイト制作、運営を通じて、その士業の世界の周辺で交流できる場を作ることは有益です。

サイト制作・運営のためのシステムはどれがいい?

ウェブサイトを制作し運営するとなると、小規模事業者や士業などの場合、その方法にはおおむね下記の3つがあります。
なお、htmlを手打ちしたり、ホームページ作成ソフトなどで制作したファイルをFTPする方法は、効率的ではないためここでは深く記載していません。

1 無料ブログサービスなどを利用する方法

2 有料CMSサービスを利用する方法

3 レンタルサーバーを設置してCMSをインストールする方法

CMS(コンテンツマネジメントシステム)

CMS(コンテンツマネジメントシステム)は、ブログでも採用されているウェブサイト公開のための編集・公開システムです。
あらかじめ設定されたテンプレートの通りに、ブラウザに表示されるhtmlファイルを生成し、サイトが閲覧できるというものです。
無料ブログサービスと同じように、記事を書き込んだり、編集したりすることができます。

CMSの種類

htmlファイルの生成は、WordPressのように、ユーザーが閲覧するときにデータベースの記事とテンプレートなどに基づきページを生成するもの(動的CMS)と、記事を書き込んだ時にページをあらかじめ生成しておくMovableTypeのような方式(静的CMS)とがあります。
一般的には、あらかじめページを生成しておくMovableTypeの方式の方が、閲覧時の動作が早いといわれます。
ただし、WordPressで静的生成をするためのプラグインがあります。

CMSとしては、一般の個人にはWordPressが人気で、無料のオープンソースソフトであることから、圧倒的なシェアであると思います。
一方、オープンソースであるため、サポートがありません。
ソフトのアップグレードや、セキュリティ対策は、レンタルサーバー会社などに行ってもらう範疇のほかは、自分で行うこととなります。

1 無料ブログサービスはおすすめしない

上記のうち、無料ブログはおすすめできません。
例外として、(1)独自ドメインで利用できる、(2)独自デザインにカスタマイズできる、コンテンツをバックアップして他のシステムに移行できる、という3つの条件をすべて満たす場合に限っては、利用することは可です。
ただし、やはり開業前後の忙しい場合など、暫定的な利用にしておいた方がよいと思います。

独自ドメインが利用できないと?

独自ドメインで利用できない場合には、仮にコンテンツがバックアップできたとしても、他のレンタルサーバーなどに移行する際に、ユーザー(閲覧者)を迷わせます。
なによりも、検索エンジンの評価を移行後のサイトに引き継ぐことができません。

独自デザインにカスタマイズができないと?

独自デザインができない場合には、開業した事務所のブランディングができません。
無料ブログそのままのデザインでは、安っぽく見えますし、必要なメニューなどをうまく掲載することができません。
広告が勝手に入ってしまっては問題であるとも思います。

また、無料ブログはたいていの場合、日記のように、最新記事ほど上に表示されるページが生成されます。
事務所のブログであればまだしも、事務所のウェブサイトには不向きです。

2 有料CMSサービスを利用する

WordPressはサポートもなく、特定の会社が提供するものではないため、クラウド型のWordPressサービスというものはありません。
仮に、WordPressを設置したレンタルサーバーの運用管理を代行してもらおうとしたら、費用を支払ってそのような会社にやってもらうこととなるでしょう。

オススメはクラウド型MovableTypeサービス

そこで、おすすめできるのは、MovableTypeを開発し提供している、シックスアパート社が提供する有料のクラウド型MovableTypeサービスです。
有料とはいっても、レンタルサーバー代より少しかかる程度のものですし、なによりもアップグレードやセキュリティ対策などのメンテナンスをやってもらえます。

独自ドメインやテンプレートの変更、カスタマイズ編集なども自由に行えます。
その一方で、無料ブログサービスと同じ感覚で、システムのことを深く知らなくても、記事を書き込んだり編集したり、コンテンツを編集したりすることができます。

もう1つのオススメは、メンテナンスサポート付きMovableTypeがあるレンタルサーバー

同じ考え方の方法として、レンタルサーバー会社が提供するサーバーに、簡単にMovableTypeがインストールできるだけでなく、シックスアパート社のメンテナンスが付加されたサービスがあります。
このサービスを利用した場合にも、シックスアパート社が提供するクラウド型と同じメリットがあります。

WordPressを簡単にインストールできるだけでなく、アップグレードやセキュリティ対策などのメンテナンスが付加されたサービスがあるならば、同程度のメリットがあると思います。

その他にも、国産のCMSで、クラウドで利用できるサービスがあります。

3 レンタルサーバーを設置してCMSをインストールする方法

アップグレードやセキュリティ対策など、自分でメンテナンスして管理できる場合には、レンタルサーバーを借りてCMSを設置することができます。
レンタルサーバー会社や利用するプランにもよりますが、費用的にはかえって安くすみます。

複数ドメインで複数サイトを運営できるのが強み

また、複数のドメインを設定し、それぞれにCMSを設置して、サイトを複数運営できるのも利点です。
士業を開業し、あるいはその他の業種の事業者でもそうですが、コーポレートサイト以外に、主力のサービスについて専門サイトを制作し運営することは、顧客の獲得や、検索エンジン対策(SEO)の面からも有利です。

CMSを選ぶ注意点

CMSを選ぶ注意点としては、価格だけを見るのではなく、そのCMSがどの程度普及していて、永続性があるかという点があげられます。

なお、単にCMSを利用した経験だけではなく、既にテンプレートを編集し、デザインなどをカスタマイズできる知識、技能をお持ちの場合には、その点を重視して選んでよいと思います。
たとえば、WordPressのテンプレートを編集できる程度にはphpのプログラムの知識がある場合、あるいはMovableTypeのテンプレートを編集できる程度にMTタグ(MovableType独自のタグ)等の知識がある場合です。

ちなみに、筆者はMovableTypeが日本語化され、日本法人ができたて間もない(現在は日本の会社のものとなっています)、2004年からMovableTypeを使用していますので、特におすすめしているという面はあります。

セキュリティ面での注意点

サイトのアクセスを調べるには、googleアナリティクスや、その他のアクセスログ解析ソフトを利用することができます。
このソフトを使えば、サイト内のどのページに、どこから閲覧者が来たかを知ることはできます。

しかし、解析できるアクセスは、ページごとに設置したアクセス解析タグにより判別できるものであるため、存在しないページ(URL)へのアクセスはわかりません。
たとえば、サーバーに対する無差別アクセス、WordPressなどのログイン画面、管理画面、データベースへの無差別アクセスなどは、これではわかりません。

しかし、レンタルサーバー会社や利用プランにもよるかもしれませんが、サーバーへのアクセスを見ることができる解析ソフトが利用できるならば、このようなアクセスを知ることができます。

筆者の借りているレンタルサーバーでは、存在しないページに対するエラーである404エラーなども、サーバーへのアクセスの解析ソフトで確認することができます。

WordPressを標的とした無差別アクセスは高頻度

筆者は、WordPressを利用せず、インストールしていないにもかかわらず、ログイン画面、管理画面、データベースへの無差別アクセスが、相当な頻度であることがわかります。
99%以上はWordPressが設置されているかもしれないURLに対する無差別アクセスです。

よく、企業や自治体などからの個人情報流出がニュースになりますが、これらの多くは、人為的持ち出しなどのハードウェアそのものの流出か、CMSやOSなどの脆弱性をついた流出によるものといわれます。
WordPressが個人では圧倒的シェアでありながら、上場企業ではMovableTypeや、同じく国産CMSのHeartCoreなどであることも、セキュリティリスクの大きさを物語っています。

サイトは自分で制作した方がいい理由について解説!


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