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司法試験の内容と日程-ariadnet

司法試験の内容と日程 |2022年06月17日

司法試験は、裁判官、検察官または弁護士となろうとする者に必要な学識、その応用能力を有するかどうかを判定する試験です。
法科大学院課程における教育及び司法修習生の修習との有機的連携の下に、司法試験法に基づいて行われます。

司法試験は、短答式(択一式を含む)と、論文式による筆記の方法により行われます。
短答式試験と論文式試験は同時期に行われ、受験者全員が両方の試験を受けることになります。

受験資格

法科大学院課程の修了者
司法試験予備試験の合格者

受験期間等

法科大学院課程の修了の日、または司法試験予備試験の合格発表の日後の最初の4月1日から5年の期間内は毎回受験することができます。
また、司法試験を受験した者は、その受験の基礎となった受験資格に対応する受験期間内は、他の受験資格に基づいて司法試験を受けることはできません。

実施日程

試験日: 毎年5月中旬頃の4日間で短答式試験および論文式試験が行われます。
試験地: 7試験地(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)

短答式試験

短答式試験は、裁判官、検察官または弁護士となろうとする者に必要な専門的な法律知識、法的な推論の能力を有するかどうかを判定することを目的とし、次の3科目について行われます。

憲法
民法
刑法

論文式試験

論文式試験は、裁判官、検察官または弁護士となろうとする者に必要な専門的な学識と、法的な分析、構成及び論述の能力を有するかどうかを判定することを目的とし、次の4科目について行われます。

憲法及び行政法に関する分野の科目
民法、商法および民事訴訟法に関する分野の科目
刑法および刑事訴訟法に関する分野の科目
倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際関係法〔公法系〕、国際関係法〔私法系〕から1科目選択)

令和5年度司法試験

試験公告 令和4年12月16日(金)
願書交付 令和5年3月10日(金)~4月4日(火)
願書受付 令和5年3月22日(水)~4月4日(火)

試験実施

7月12日(水)
選 択 科 目(3時間)
公法系科目第1問(2時間)
公法系科目第2問(2時間)

7月13日(木)
民事系科目第1問(2時間)
論文式試験 民事系科目第2問(2時間)
民事系科目第3問(2時間)

7月15日(土)
刑事系科目第1問(2時間)
刑事系科目第2問(2時間)

7月16日(日)
憲法(50分)
短答式試験 民法(75分)
刑法(50分)

短答式試験成績発表 令和5年8月3日(木)
合格発表 令和5年11月8日(水)

令和5年司法試験の実施日程等について[PDF] 外部サイトへ
(令和4年3月30日司法試験委員会決定)


関連ページ:

弁護士 / 司法試験


■このページの著者:金原 正道

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