行政書士試験の内容と日程 |2022年06月16日
行政書士試験は、行政書士法に基づき、総務大臣が定めるところにより、行政書士の業務に関し必要な知識及び能力について、毎年1回以上行うこととされ、下記の日程で行われています。
行政書士試験の施行に関する事務は、都道府県知事が行う自治事務(第3条)ですが、都道府県知事は、総務大臣の指定する「指定試験機関」に、行政書士試験の施行に関する事務を委任(第4条)して行わせています。
実際に行っているのは、一般社団法人行政書士試験研究センターです。
行政書士になる資格は、行政書士法第2条各号に規定されていますが、一般的には、行政書士法第2条第1号の「行政書士試験」に合格することが必要です。
行政書士試験の内容
受験資格
年齢、学歴、国籍等に関係なく、誰でも受験することができます。
試験日及び時間
毎年1回、11月の第2日曜日 午後1時から午後4時まで
試験科目と内容等
「行政書士の業務に関し必要な法令等」(出題数46題)
憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学の中からそれぞれ出題され、法令については、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令に関して出題されます。
「行政書士の業務に関連する一般知識等」(出題数14題)
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
試験の方法
試験は筆記試験によって行われます。
出題の形式は、「行政書士の業務に関し必要な法令等」は択一式及び記述式、「行政書士の業務に関連する一般知識等」は択一式です。
試験場所
毎年7月の第2週に公示されます。
現在の住所や、住民票に記載の住所には関係なく、全国の試験場で受験できます。
受験手数料
10,400円(令和4年度改定)
令和4年度行政書士試験について
令和4年度行政書士試験は、次の日程により実施されます。
試験の公示:令和4年7月4日(月)
受験資格:年齢、学歴、国籍等に関係なく受験可能。
受験願書・試験案内の配布:令和4年7月25日(月)~8月26日(金)
受験手数料:10,400円
受験申込受付期間
郵送申込み:令和4年7月25日(月)~8月26日(金)消印有効
インターネット申込み:令和4年7月25日(月)午前9時~8月23日(火)午後5時
試験日時:令和4年11月13日(日)午後1時~午後4時
合格発表:令和5年1月25日(水)
関連ページ:
■このページの著者:金原 正道