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司法書士試験の内容と日程-ariadnet

司法書士試験の内容と日程 |2022年06月16日

司法書士試験は、司法書士になる資格を授与するために、国家試験として法務省が実施するものです。
憲法、民法、商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む)、刑法に関する知識、 不動産登記、商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む)、 供託並びに民事訴訟、民事執行及び民事保全に関する知識、その他司法書士法の業務を行うのに必要な知識及び能力が出題されます。

法律隣接職種の資格試験の中でも、特に実務能力に近い出題がされる試験です。

司法書士試験の内容

受験資格等

試験は、司法書士法第6条の規定に基づいて行われるものであり、受験資格の制限はなく、誰でも受験することができます。

司法書士試験の日程

受験申請受付期間 : 5月上旬
筆記試験期日 : 7月上旬
筆記試験の合格者発表  : 10月上旬
口述試験(筆記試験合格者のみ) : 10月上旬
最終合格者発表 : 10月下旬~11月上旬
合格率 ここ数年、3%台で推移しています。

筆記試験期日 : 7月上旬
午前の部2時間
午後の部3時間

口述試験(筆記試験合格者のみ) : 10月上旬

筆記試験の内容

(1)憲法、民法、商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む。)及び刑法に関する知識
(2)不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
(3)供託並びに民事訴訟、民事執行及び民事保全に関する知識
(4)その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力

試験の方法、配点及び合格判定の方法

午前の部の試験(1)および午後の部の試験のうち(3)、(4)については、多肢択一式により行われます。
午後の部の試験のうち(2)については多肢択一式および記述式により行われます。

午前の部の試験、午後の部の試験の多肢択一式問題は、それぞれ35問で105点満点です。
午後の部の試験の記述式問題は、2問で70点満点です。

午前の部の試験の多肢択一式問題、午後の部の試験の多肢択一式問題、または午後の部の試験の記述式問題の、各成績のいずれかがそれぞれ一定の基準点に達しない場合には、それだけで不合格となります。

口述試験の内容

下記の事項について行います。

(2)不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む)
(4)その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力

試験を実施する法務局又は地方法務局

筆記試験

東京、横浜、さいたま、千葉、静岡、大阪、京都、神戸、名古屋、広島、福岡、那覇、
仙台、札幌、高松

口述試験

東京(注1)、大阪(注2)、名古屋、広島、福岡(注3)、仙台、札幌、高松

(注1)筆記試験を横浜、さいたま、千葉、静岡で受験した場合の口述試験は東京で実施されます。
(注2)筆記試験を京都、神戸で受験した場合の口述試験は大阪で実施されます。
(注3)筆記試験を那覇で受験した場合の口述試験は福岡で実施されます。


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司法書士試験


■このページの著者:金原 正道

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