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人類学 |2023年11月12日

人類学(読み)じんるいがく(英語表記)anthropology

コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E5%AD%A6-82762

人類学

人類学(じんるいがく、英: anthropology)とは、人類に関しての総合的な学問である。生物学的特性について研究対象とする学問分野を形質人類学もしくは自然人類学と呼び、言語や社会的慣習など文化的側面について研究する学問分野を文化人類学もしくは社会人類学と呼ぶ。さらに言語学や考古学、民俗学や民族学、芸能も包括する。
wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E5%AD%A6

人類学とは

「 人類学は,「生物としてのヒト」を総合的に研究する学問で,ヒトとは何かを科学的に偏りなく理解し,実証的で妥当性のある人間観を確立することを目標としています。言い換えますと,人間自身について科学的な根拠に基づいた認識を得ることが人類学研究の最終的な目的となっています。それには下記の3つの観点が重要となります。
人類の本質(他の生物種との共通性と異質性,人類の独自性・特質)
人類の変異(集団や個体ごとの違い・ばらつき,およびその意味)
人類の由来(起源と進化・変遷)」
日本人類学会「人類学とは」より引用
http://anthropology.jp/what/jinrui.html

学会・研究機関

日本人類学会
http://www.anthropology.jp/

Anthropology Japan in Japan
http://www.ajj-online.net/www.ajj-online.net/Welcome.html

Japan Anthropology Workshop
http://www.japananthropologyworkshop.org/

国立民族学博物館
https://www.minpaku.ac.jp/

人間文化研究機構
https://www.nihu.jp/

国立歴史民俗博物館
http://www.rekihaku.ac.jp/

国立極地研究所
http://www.nipr.ac.jp/

国立遺伝学研究所
http://www.nig.ac.jp/

文化人類学

文化人類学(ぶんかじんるいがく)は、人間の生活様式全体(生活や活動)の具体的なありかたを研究する人類学の一分野である。

人類学は一般に、人類の進化や生物学的側面を研究する自然人類学と、人類の社会的・文化的側面を研究する文化人類学 (Cultural Anthropology) あるいは社会人類学 (Social Anthropology) に大別される。文化人類学の名称はアメリカにおいて用いられ、イギリスおよび多くのヨーロッパ諸国では「社会人類学」の名称が用いられてきた。他のヨーロッパ諸国や日本においては民族学(英語圏での Ethnology、ドイツ語圏での Ethnologie)の名称も用いられている(民族学を一分野とする場合も多い)。民俗学(Folklore)もまた隣接分野として共通の研究テーマを共有することが多い。

自然人類学は、人類を進化の過程によって形作られてきた生物学的側面から捉える。それに対して、文化人類学は自然の対義としての文化から人類を研究しようとする学問分野である。文化とは、進化の過程を経て形成された遺伝的な形質のことではなく、人類が後天的に学習した行動パターンや言語、人工物の総体を指している。したがって文化人類学の隣接科学には言語学と考古学があり、アメリカの学部ではこれらの学問に加えて自然人類学をあわせて総合的に教育されている。

より狭い意味で文化人類学は民族・社会間の文化や社会構造の比較研究としても理解されている。社会人類学や民族学という名称は文化人類学という用語とほぼ同義である。ブロニスワフ・マリノフスキによる1914年のパプア調査以後、この分野では数ヶ月から数年に渡って研究対象となる社会に滞在し、その集団の構成員の一員として生活する参与観察の手法を用いることが一般的となった。
wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%8C%96%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E5%AD%A6

文化人類学

文化人類学
https://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/0-culanthro.html
解説:池田光穂(大阪大学)

日本文化人類学会
http://www.jasca.org/

生態人類学会
http://ecoanth.main.jp/

東南アジア学会
http://www.jsseas.org/

日本オセアニア学会
http://www.jsos.net/

日本中東学会
http://www.james1985.org/

日本アフリカ学会
http://african-studies.com/

日本タイ学会
http://thaigakkai.org/

日本宗教学会
http://jpars.org/

北海道民族学会
http://douminzoku.web.fc2.com/

早稲田文化人類学会
http://www.waseda.jp/assoc-wsca/

京都人類学研究会
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~shakti/Data/kjkhome.html

考古学 |2023年11月12日

考古学(読み)こうこがく(英語表記)archaeology コトバンク https://kotobank.jp/word/%E8%80%83%E5%8F%A4%E5%AD%A6-62021
考古学

考古学(こうこがく、英語: archaeology)は、人類が残した物質文化の痕跡(例えば、遺跡から出土した遺構などの資料)の研究を通し、人類の活動とその変化を研究する学問である。

文字による記録以前(有史以前)の人類についての研究が注目されるが、文字による記録のある時期(有史以後)についても文献史学を補完するものとして、またはモノを通して過去の人々の生活の営み、文化、価値観、さらには歴史的事実を解明するために文献以外の手段として非常に重要であり、中世(城館跡、廃寺など)・近世(武家屋敷跡、市場跡など)の遺跡も考古学の研究分野である。近代においても廃絶した建物(汐留遺跡;旧新橋停車場跡など)や、戦時中の防空壕が発掘調査されることがある。

考古学は、遺物の型式学的変化と、遺構の切り合い関係や土層(遺物包含層)の上下関係といった層位学的な分析を通じて、出土遺物の通時的変化を組み立てる「編年」作業を縦軸とし、横軸に同時代と推察される遺物の特徴(例えば土器の施文技法や製作技法、表面調整技法など)の比較を通して構築される編年論を基盤として、遺物や遺構から明らかにできるひとつの社会像、文化像の提示を目指している。
wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%83%E5%8F%A4%E5%AD%A6

日本考古学協会
http://archaeology.jp/
考古学研究者としての社会的責任の遂行と考古学の発展を目的として、1948年に設立された全国組織。

日本西アジア考古学会
http://jswaa.org/
日本における西アジア(エジプトや周辺地域を含む)の考古学研究、歴史的文化財の保護を推進するため、1997年に設立された団体。 研究誌『西アジア考古学』(年刊)の発行。

静岡県埋蔵文化財センター
http://smaibun.jp/
発掘調査や出前授業など。

奈良文化財研究所
https://www.nabunken.go.jp/
平城宮跡の保存問題を契機に、平城地区と飛鳥・藤原地区で宮跡等の発掘調査と研究。

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